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「普段のスキンケアは、どうされていますか?」
肝斑のレーザー治療2回目。施術の前に診察があって、先生からそう聞かれました。
正直、ちょっと身構えました。50代にもなって「洗顔のしかたが間違っています」なんて言われたらどうしよう、と。私、化粧品の販売をしていた時期もあるんです。それなのに、という気持ちもありました。
でも結果は——4つは褒められて、直されたのは2つだけでした。
そして直された2つが、まさか自分が「ちゃんとやれている」と思い込んでいた部分だったんです。特にひとつは、知っているようで誰も正確には知らないことでした。
今日はその指導の中身を、全部そのままお話しします。まだ治療をしていない方にも、今日から使える内容だと思います。
先に結論:私が受けた指導6つ
診察で確認されたのは、この6つでした。
◎ 褒められた(このまま続けてOK)
- 夜の洗顔は、泡タイプを使っている
- 朝は水だけで洗い、洗顔料を使っていない
- 日焼け止めはSPF50を使っている
- 塗り直し用に、パウダータイプの日焼け止めを使っている
⚠️ 直された(改善を勧められた)
- お風呂で、洗顔を一番最初にしていた → 最後にする
- 「ぬるま湯」で洗っていたつもりが、温度が高かったかもしれない
ひとつずつ、先生の説明とあわせて書いていきますね。
そもそも、なぜスキンケアを確認されたのか
先生の説明はシンプルでした。
擦るなどの刺激と、紫外線。この2つが肝斑やシミにはよくない。
つまり、いくらレーザーを当てても、毎日の洗顔で肌を擦っていたり、日焼け止めが足りていなかったら、追いつかないということなんですね。
治療にお金を払っている身としては、これはこたえます。せっかくの施術を自分で台無しにしていたら、目も当てられませんから。だから私も真剣に聞きました。
◎褒められた4つ
①夜の洗顔は「泡タイプ」
私は夜、クレンジングのあとの洗顔に泡で出てくるタイプを使っています。
実はこれ、自分で選んだものではありません。7年ほど前、初めてシミ取りをしたクリニックで勧められたものなんです。プラスリストアの「クレンジングソープ泡 ホームケア」という洗顔料で、そのクリニックで扱っていたものを、それからずっと使い続けています。
そのときの説明は、「泡洗顔なら一回で済むぶん、肌への刺激が少ない」というものでした。クレンジングと洗顔がひとつで済むタイプなので、そのぶん顔に触れる回数が減る、ということですね。
つまり今回、まったく別のクリニックで、7年越しに同じことを言われたわけです。「あ、やっぱり同じなんだな」と思いました。
これは正直、心強かったです。美容の情報って、言う人によって真逆のことを言われたりしますよね。そんな中で、別の医師が、7年の隔たりをはさんで同じことを言う。それだけで「この情報は信じていい」と思えました。
7年前のシミ取り——美容クリニックが怖かった私の入口の話はこちらです。
②朝は水だけ。洗顔料を使わない
これも褒められました。
朝から洗顔料でしっかり洗うと、必要な油分まで落としてしまうんですね。私は何年か前から朝は水だけにしていました。なんとなく「洗いすぎている気がする」という感覚だけでやめたのですが、これも合っていたようです。
③日焼け止めはSPF50
「ある程度SPFの数値が高いものがいい」とのことで、私が使っていたSPF50は合格でした。
肝斑は紫外線で悪化すると言われているので、ここは治療中でなくても大事な部分だと思います。
④塗り直し用の「パウダータイプ」の日焼け止め
これが一番うれしかった答え合わせでした。
日焼け止めって、塗り直すのが本当に大変なんです。メイクの上から塗り直すなんて、現実的にできません。それで最近、直接顔にはたけるパウダータイプのものを買って使い始めていました。
本当はアネッサが気になっていたんです。名前も知っているし、間違いないだろうと思って。でも——単純に、高かった。
それで結局いま使っているのは、スキンガーディアンの「ブラッシュオンUVパウダー」というもの。ブラシでサッと顔にはたけるので、メイクの上からでも塗り直せます。
……そういえば私、ファンデーションを選んだときも本命はディオールだったのに、結局は別のものを買っているんですよね。本命に手が伸びないまま、身の丈のものを選ぶ。 どうも私は、こういう買い方をするみたいです。
診察でそのことを話す前に、先生の方から「塗り直しにはパウダータイプがいいですよ」と勧められたんです。「もう使っています」と伝えたら、これも褒めていただきました。
自己流で始めたことが、専門家の推奨と一致していた。これは地味にうれしい瞬間でした。
⚠️直された2つ(ここが本題です)
⑤洗顔は、お風呂の「最後」にする
私はずっと、お風呂に入ったらまず顔を洗っていました。一番最初です。
理由は「メイクを早く落としたい」というだけ。深く考えたことはありませんでした。
でも先生いわく、洗顔は最後にした方が乾燥を防げるとのこと。
言われてみれば、洗顔してから体を洗って髪を洗って……とやっている間、顔はずっと無防備なままお湯にさらされているわけです。その時間の分だけ乾燥する。順番なんて意識したこともありませんでした。
⑥「ぬるま湯」の温度は、20度くらい
そして、これが今回いちばんの衝撃でした。
先生に言われた温度は、20度くらい。「少し冷たく感じる」くらいだそうです。
私、ずっと「熱いお湯はよくない、ぬるま湯で洗う」と心がけてきたんです。それは知っていました。でも——その”ぬるま湯”が何度なのかは、考えたこともなかった。
たぶん私が「ぬるま湯」だと思っていた温度は、もっと高かったと思います。少なくとも、冷たいと感じる温度では絶対に洗っていませんでした。
「ぬるま湯で洗いましょう」という言葉自体は、化粧品の説明でもよく聞きます。でも温度が具体的に示されることって、ほとんどないんですよね。知っているつもりで、実は何も知らなかった。50代にして気づかされました。
※温度や洗い方の指導は、肌質や治療内容によって変わる可能性があります。私が受けたのはあくまで「私に対する指導」です。ご自身の場合は、通っているクリニックで確認してください。
実践してみたら、思わぬことが起きました
さて、ここからが正直な話です。
指導を受けた私は、はりきって全部変えました。
- 洗顔をお風呂の最後に
- お湯の温度を20度に
- ついでに、シャワーではなくカランで洗うことに
きれいになる気満々でした。ところが。
翌日、顔のもみあげの前あたりが、左右とも痒くなったんです。
「なんかおかしいな」と思っていたら、その翌日には痒みがひどくなって。夕方によく見て触ってみたら、ぷつぷつが縦にいくつかできていました。
これには不安になりました。治療をしているのに、別のトラブルが起きている。何が悪いのか分かりません。
自分なりに考えた原因は2つでした。
- 薬の影響? 実はレーザー後の赤みに対して、先生から塗り薬をもらっていました。赤みが出たところにだけ塗ったのですが、そのあとに保湿クリームを塗るので、薬がもみあげの前まで広がってしまったのかもしれない
- 洗い残し? カランで流すことに慣れていなかったので、洗顔料が落ち切っていなかったのかもしれない
どちらか分からないので、両方やめてみることにしました。赤みはもう引いていたので塗り薬をやめ、洗顔は20度のぬるま湯のまま、シャワーでしっかり流すように戻したんです。
そうしたら、ぷつぷつも痒みも収まりました。
結局どちらが原因だったのかは、いまだに分かりません。今はこのまま様子を見ています。
この失敗から学んだこと
反省したのは、これです。
新しい習慣は、一度に3つも変えてはいけない。
順番・温度・カラン。全部いっぺんに変えたから、何が原因なのか切り分けられなくなってしまいました。ひとつずつ変えていれば、すぐに犯人が分かったはずなんです。
よかれと思ってやったことで、別のトラブルが起きる。美容の情報って「これがいいですよ」ばかりですが、実際に変えてみると、こういうことが起きます。同じことをする方は、ぜひひとつずつどうぞ。
※大事なこと:私は自己判断で塗り薬の使用をやめてしまいましたが、これは真似しないでください。処方された薬のことや、治療中に出た肌の症状は、自己判断せずクリニックに相談するのが正解です。私も次の受診で先生に伝えるつもりです。
ちなみに、2回目のレーザーそのものは
指導の話が長くなりましたが、施術についても少しだけ。
痛みは、1回目とそんなに変わりませんでした。 麻酔なしでも耐えられるくらいです。「回数を重ねると出力が上がるから痛くなるのでは」と心配していたのですが、私の場合は杞憂でした。
そして今回、先生の進め方が丁寧だなと感じたことがありました。
私は1回目で赤みが出てしまったんです。なので2回目は、いきなり出力を上げるのではなく——
- まず1回目と同じ出力で、半分だけ当てる
- そこで先生が肌の状態を見る
- 「大丈夫」という判断が出てから、出力を上げて残りを当てる
という進め方でした(レーザーは全部で2往復当てるので、私の場合は「一往復半」を上げた出力で当てたことになります)。
結果、やはり赤みは出ました。でも先生に見てもらって「このくらいなら大丈夫だろう」との判断で、念のため強めの塗り薬を——しかも無料で——出してもらいました。副腎皮質ホルモンの薬なので、使うのは長くても1週間以内という説明つきです。
実際には、家に帰る頃には赤みは引いていました。
「言われるまま強くされるんじゃないか」というのは、レーザー治療で誰もが持つ不安だと思います。試してから上げるという進め方をしてもらえたことで、私はかなり安心できました。
契約したときの金額の内訳や、レーザー1回目の痛みの本音はこちらに書いています。
まとめ:直すのは2つだけでした
長くなったので、もう一度まとめます。
私が医師から受けた指導は、◎が4つ、⚠️が2つ。
つまり、大半は合っていたんです。これは同じように悩んでいる方にお伝えしたいことでもあります。自己流でも、意外とちゃんとできている。直すべきところは、そんなに多くありません。
私が直したのは、
- 洗顔は、お風呂の最後に
- ぬるま湯は、20度くらい・少し冷たいと感じる温度で
この2つだけでした。どちらもお金は一切かかりません。
肝斑の治療にはお金がかかります。私も安くない金額を払いました。だからこそ——お金をかけた分を無駄にしないための、無料でできることが、ちゃんとあるんだと知れたのが今回の収穫でした。
そもそも私がなぜ肝斑治療を受けようと思ったのか、カウンセリングで何を聞かれたのかはこちらに。
→ 【50代】肝斑治療、はじめます。カウンセリングで聞いた内容と費用、予算オーバーの本音
「シミを隠す」側の話——ファンデーション選びに迷った末の結論はこちらです。
治療はまだ途中です。金額に見合うかどうかの判断は、3ヶ月後だと思っています。経過はまた正直に書きますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※本記事は個人の体験談であり、受けた指導の内容も「私に対するもの」です。効果や経過、肌に合う方法には個人差があります。スキンケアの方法や処方された薬の扱いについては、必ず医師の診察・説明を受けたうえで判断してください。


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